突っ張り棒、サポート

最近、寒いですねぇ~

部屋の壁に突っ張り棒を渡して、上着を掛けていますが、ますます重くなってきています
ついに、先日落っこちてしまっていました

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そうだ!3Dプリンターでサポートを作ろう!

突っ張り棒の端の部分を測定すると、40mm×70mmなので、41mm×71mmのボックスを作ろう
そいつを壁に打ち付けるけど、あまり大きな穴は開けたくないので、小さなピン(φ0.7)を使うことにします

Fusion360で設計

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φ0.7ピンは、上下6本仕様にしました
さらに、取り外す時を考えて、裏側には隙間を施しました。
ここに、マイナスドライバーなどを突っ込めば、外しやすくなるはずです

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こんな感じ、なるべく目立たないように、薄めにしてみました。
いずれにしても、突っ張り棒で押さえつけるので、こんなんで大丈夫だと思います

早速、Finderで印刷

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できたぁ!

ピンを入れる穴は、通常プリントすると穴は小さくなる傾向にあるので、φ1.5で描きました
ちょっと、大きかったような気もしますが、ピンの頭は止まるので大丈夫
完成!早速壁につけてみます。
まずは天井と側面壁から、寸法を測って、ちょっと印をつけて打ち込みます

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思わぬ、実用的な効果も・・

突っ張り棒って、長くなると重くて、一人で設置しよとするとて反対側がおっこちて、なかなか思うように設置できないですよね~
さらに、水平に取り付けるには、結構大変です
ところが、このサポートを使うと非常に簡単に設定できました
まずは、取り付ける壁にピンで固定するので、きちんと測って印をつければ単独に打ち込むので、簡単に水平に取り付けられます

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耐久性は分かりませんが、ピンを6本も使っているので、かなり強いんじゃないか?と期待しています

抜きタップ

ちょっと業界用語的な言葉ですが、機械的な設計をする場合、はめ込んだ部品を取り外す機会がある場合、こんな仕掛けを施す場合があります
これば、前もって、ネジ穴をあけておきます。
通常このネジは使いませんが、取り外す時に、ここにボルトを締めこむ事で簡単に取り外す事ができるようになります
今回の突っ張り棒サポートには、取り外し用として、裏側に空洞を施しましたが、今考えれば抜きタップ仕様にしてもよかったかもしれませんね
今度は、バー載せフックでも作ろうかと、モデリングを始めましたけど、抜きタップ仕様で描いてみました

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